昨年のSCAJで日本デビューしたスタッグケトル。
従来のコーヒーケトルとは一線を画したそのスタイリッシュなデザインが人気の製品です。
そのケトルに登場した新色「コッパー」。
製造工場がもう無理だ!と根をあげるのを何とか頑張ってもらい、やっと完成に至ったこのカラー。
努力の甲斐あって、とても美しい美術品のような仕上がりに。
うーん、火にかけるのがもったいない、そんな方はIHでどうぞ。
さて今更ながら、このケトルがなぜこれほど人気なのかについて、簡単なおさらい。
お茶やコーヒーを楽しむためには、いくつかの大事なポイントを守る必要があるんですね。
簡単に言ってしまえば、以下の5つは特に大事。
(1) 新鮮でおいしい豆を使うこと(あたりまえ?)
(2) 豆は淹れる直前に挽くこと(挽き具合も大事)
(3) 豆の容量 / お湯の分量は適切に(しっかり計量)
(4) お湯の温度は90度程度を目安に
(5) 抽出器具やマグはしっかり温めて使う(コーヒーは温度変化に敏感)
そう、(4)のお湯の温度管理が簡単にできるのが、このケトルの優れたところですね。
フタにセットされたシンプルで美しいメモリのサーモメーター。
コーヒーのおいしい温度にしっかりとゾーンマークがついています。
ありそうで無かったな、この発想。
温度管理というのはバリスタにとって基本中の基本。
でも、残念ながらそれだけでバリスタがスタッグケトルを使ってみようとはならないんですね。
では、なぜアメリカのバリスタチャンピオンはスタッグケトルを使うのか?
それは、お湯を注ぐ際の絶妙なフィーリングにあるんです。
大きな声では言えないですが(パッケージに説明ありますが。。)
ハンドルにオモリが仕込まれています。注水の際に、おっとっと、とならないように、ヤジロベー的な良いバランスを実現しているんですね。
そして、お湯の出方が自然で、注ぎ口がシャープなこと。お湯が切れやすく、ゆっくり注いでもお湯が注ぎ口を伝って溢れたりしません。
これがバリスタに愛されるポイントなんですね。
優秀な道具はスキル上達の近道にもなる。
使ってみて、そんなことを実感できるスタッグケトルでした。
是非お試しを!
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