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ビッグサイズの真空断熱という新しいサーモジャグ

世の中には発売されて初めて、その必要性に気がつくと言うエポックメイキングな商品があります。
「おー!私が欲しかったのは、まさしくこれだ!」なんていう感動さえも生まれる商品との出会いは、人生の醍醐味ですね(大袈裟)。

 

今回の新製品、サーモジャグ「キャスク」についても、「きっと、そんな出会いを感じてくれる人がいるのではないか、むふふ」と、密かにほくそ笑んでいるところです。

黒い樽のようなこの新製品。キャスクという名前は酒樽に由来しますが、決して酒樽ではありません。小さなコックが本体の下にちょこんと付いていることから、恐らくもうすでにバレているかもしれませんが、実に5リットルもの大容量、真空魔法瓶タイプのドリンクサーバになります。

真空構造なので、冷たい飲み物でも熱々の飲み物でも、長時間温度をキープしてくれます。5Lも入ると、飲み物自体の温度のパワーもすごいので、かなり長い間温度キープしてくれます。ホットドリンクは10時間後でも70度、冷たいドリンクは4.4℃に冷えた水が6時間後でもたった3℃の上昇です。とはいえ、これはあくまでも中のドリンクが減っていない状態での計測なので、そこはご理解くださいね。

 

ついでにいえば、温度計がついていて、中のドリンク温度がわかるのも気が利いています。これだけ大きいと、容器の上と下では温度差がかなりあると思いますけど、まぁあれば嬉しいことは間違いない(ですよね)。

 

さて、こいつをどう使いこなすか。

 

パッと思いつくところでは、真夏の屋外イベントに大量の麦茶を作っておくとか、真冬のキャンプに温かいスープとか、そんな使い道はもっとも得意とするところです。あるいはパーティーシーンで、コーヒーやジュースなどのサーバとしても、ちょっとイケてる感じになりそう。

ステンレスという素材は塩分を含む飲み物やスープがちょっと苦手なところはあって、まぁ、そこは注意いただきたいところ。

このデザインなら自宅のリビングに置いておきたい、なんていう声もよく聞きます。確かに、フローリング系のスッキリした部屋にはなんとなく似合いそうです。

 

キャスクに氷を詰めて、ワインクーラー的に使うなんていうのはどうですか?少し変わり種の使い道ですが、演出次第ではイケてる小道具感が溢れます。

急に実用的な使い方になりますが、氷といえば、キャンプサイトの氷専用クーラーとして使うと氷が解けにくく、かつ、衛生的。氷は飲み物にも直接入れられて、解けた水は下についているタップから抜けるので、ますます保冷性も高くなります。実用的過ぎて少し贅沢な使い道ではありますが。。。

 

それにしても、こうしてみると、なぜこれまでキャスクのような商品がなかったのか!と不思議です。

ていうか、もう既にあるんですかね、大型真空魔法瓶タイプのジャグ。

。。。と、ここで猛烈に気になったので、ググってみました。

 

10Lとか15Lの真空製のドリンクディスペンサーなんていうのは、業務用としてあるみたいですが、やはり5Lの家庭用やアウトドア用なんていうのはほとんどないですね。あるのは圧倒的にアルミ製やステンレスでもシングル構造ばかり。

 

うーん、かなり画期的なのではないか、この商品?と、そんな風に思うのです。

 

さて、そんなキャスクですが、何よりもそのスッキリとしたスタイリングが良いと言っていただくことが多いです。4本の木製スタンドは取り外しできるので、テーブルに置いて使う場合なんかは、スタンドを外して設置することもできます。

 

ユーザーそれぞれのライフスタイルに応じて、便利に使い分けができそうなキャスク。

 

こんな使い方を見つけたよ!なんて言う皆さんの声を早く聞きたいなぁ。