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味の良し悪しは、メンテナンス次第?

ハンドドリップをするとき、挽きたての豆のはずなのに
「なーんか雑味が多い」「味が安定しないなー」ってことありません?

これって使う器具や、抽出温度・速度などのスキルの問題かと思われがちですが、
意外な落とし穴は「コーヒー器具のお手入れ」だったりします。

コーヒーグラインダーは使った後にしっかりお手入れをしないと、
刃などにコーヒー豆や粉がたまり、酸化します。
それが新しく入れた豆に混ざって出てきてしまうので、
せっかくの新鮮なコーヒーの風味を損なう原因になります。

ということで今回は、コーヒーの美味しさを100%引き出すために欠かせない
5分でできるグリットのメンテナンス方法を紹介したいと思います。

用意してもらいたいのは、ナイロンブラシ。

リバーズではカリタのコーヒーブラシを使用していますが、
100均などでも売っている化粧用や塗装用のブラシでも代用可能。
細めのブラシの方がおすすめですよ。

まずは、受け容器を外し、容器の中と調整ネジの微粉をブラシで払います。

次に内刃を取り外します。調整ネジを反時計回りに回し続けるとだんだん浮き上がってきて外れます。

外してびっくり。刃の間にはこんなにカスが入ってる!
そりゃ、味も変わるわけだ(笑)

刃についた微粉をブラシで払っていきます。
こびりついたカスは爪楊枝などを使って取り除いてくださいね。

最後に本体内部を掃除していきます。

先ほど細めのブラシをおすすめした理由は、本体内部は仕切りがあり太いブラシだと掃除しにくいんです。
さらに、内部は暗くて見えづらいので細いブラシの方が奥までしっかり掃除できますよー。

あとは、順番通りに戻してお手入れ完了!
パーツはこの順番で付いていますので、順番忘れたー!と思ったらぜひ参考に。

それでも汚れが気になる、本格的に掃除をしたいときは
薄めた中性洗剤で浸けおき洗いすれば真っ白に蘇りますよ。
グリットの刃はセラミック製なので錆びる心配もありません。

万が一、パーツを破損・紛失した場合も大丈夫。

リバーズオンラインストアではパーツの個別販売もしています。
丈夫なセラミック刃とはいえ、切れ味が悪くなってきた、微粉が増えてきた、と感じたら
交換をおすすめします。(2年程度を目安に)

使い捨てばかりの時代ですが、長く使えるものを選ぶことがなによりのエコですね。