NEWS

登山っていいもんですね。

今年3月に晴れてリバーズに入社しました営業の“サダ”です。

 

入社早々に
「山登りした事ある?ないの?それじゃあ参加ね。」
「あ、ブログも書いてね。よろしくね」
と言われたら、それは。。。。

パワハラでしょうか?

 

 

今回我々が目指した山は新潟県にある平標山(たいらっぴょうやま)。

登山経験ゼロ、太陽の下よりもネオン街が大好きな僕にとっては未知なる世界。

完全アウトドア初心者ですが、せっかくリバーズの一員となったからにはどんな事にもチャレンジせな!
という関西ノリで、1つの野望を胸に秘め登山隊志願と相成りました。

 

それにしても山の朝は早い。

都内待ち合わせ時間が始発電車ギリギリの早朝。
そこでホテルに前泊することに。

これ幸いとばかりに、夜の街大好きな僕の泊まる街は歌舞伎町。

落ち着くなー。

で、翌日に向けて体力温存のため、ほんのすこーしだけお酒を嗜み就寝です。

 

翌朝、東京の天気は曇天。
でも北へと車を走らせると、どんどん天候が良くなってきます。

そしてメンバーみんなと登山口の駐車場にて集合。
各々、装備を整えます。

 

ギア男(過去ブログ参照)も前回の反省を活かし、荷物を減らしてきた様子。

 

 

高まる気持ちを胸に、出発前にみんなで記念写真を撮ります。

 

何枚も写真を撮るうちに、周囲には誰もいない状態。

写真撮りすぎだっつーの。

 

ということで、一人野望を胸にしゅぱーーーーーーつ!!

と、登り始めてすぐに看板があります。

クマ出没注意。
クマ。。
クマ。。。

クマと言えば。。。。

オンラインショップで是非!!)

 

 

 

山頂までにはいくつかのチェックポイントがあります。
まず最初の目標に向かい意気揚々と登り始めます。

皆、ウキウキワクワクで笑顔です。

笑顔。
。。無言(10分後)
。。。。休憩。(20分後)

 

「こんなんが何時間も続くんかー、帰りてー、ビール飲みてー」
心の中で叫びつつ、入社間もない僕はひたすら山頂目指して登ります。
心が昨夜の歌舞伎町のネオンに引き戻されます。

 

やっぱりパワハラだったんだな、これは。

 

 

やがて見えてくる第1チェックポイント。

なんとか辿り着いた僕たちは荷物を一度おろします。
ゼーゼー言ってる僕を横目に鉄塔マニアな大人たち。

みんな元気デス。

さて小休憩を挟み、行動再開。

 

先程までは山の中を歩いてきましたが、ここからは拓けた尾根を歩きます。
絶景が広がり、皆元気になります。

何度か休憩を経た後、今回の旅のオーガナイザーO君から
「頂上はあそこです!」と待望のお言葉が!

遂に!
もうすぐ頂上という思いに縋り付くように歩き続けます。
歩きます。
歩きます。
あるき、、、、

全然頂上に近づかなーい!

 

 

頂上はすぐそこに見えているのに全然辿り着きません。

もう完全に心が折れて、茫然自失の状態になった頃、、、

 

ふと気がつけば僕は頂上にいました。

 

 

 

夜の街が大好きで、スーパーインドアな僕が
人生で初めて、山頂に登りました。

 

山はロープウェイで登るものと思っていた僕が
山頂の看板を見ることが出来ました。

感無量です。

 

と、思っていたら昼食の用意が始まっていました。

 

僕もザックからバーナーを取り出し、網をセットします。
そして今回、冒頭から秘めていた野望を取り出します。

 

そう。焼き鳥!

 

異常なほどのトリ肉好きである僕は、「山頂焼き鳥」という夢の実現のために
本イベントに参加したと言っても過言ではありません。

周囲のハイカーの羨望の?眼差しを感じながら一人至福の時。

後日、全く見も知らない(恐らく近くに座っていた)方のブログで、
この焼き鳥のことを書かれていました。

曰く、山の食事も変わったな、と。
どうやら、この日の山頂では小さな革命がおこったようです。ふふふ。

 

食後はもちろん「アンプラグドコーヒー」
みんな当然のごとく、コーヒーを楽しみます。

グリットで豆をガリガリ挽いています。

このフニャフニャのドリッパー。
これは発売間もない新商品「ケイブ・リバーシブル」!
どんな時でもフィールドテストを忘れないですね。

 

 

焼き鳥も食べ、食後の美味しいコーヒーを飲み終えたら下山開始です。
目的も果たし、大満足で山を降ります。

山頂は気持ちよかったなーとか思いながらウキウキで歩いていると、

クマの爪痕!!

出発の時に見た「クマ出没注意!」の看板が脳裏をよぎります。

 

そんな簡単に出くわさんやろーって思ってましたが、
爪痕を見ると間近にいるような気がして、チョー怖いです。
スリークのイラストはかわいいのに。

 

そんなヒヤッと体験はあったものの、下りはやっぱり早い。
登りの半分の時間で遂にゴールの駐車場。
久しぶりのコンクリートに帰ってきました。

I LOVE人工物!

 

それでも人生初登山。「やり遂げた」感がすごいです。
いやぁー、山って楽しい。また行きたいと思いました。

 

でも、次はどうやら海に向かうらしい。
さらに遠くなる夜のネオン街。

どーする俺?