リバーズが提案するドリッパーシステム(ケイブ&ポンド)。
これまで別々に単品販売されていましたが、一緒に使うものだからセット販売してほしいという声を聞き、
遅まきながら(ケイブ&ポンドセット)として発売することになりました。
今回はこの美しいコーヒードリッパーセットを改めてご紹介したいと思います。
釉薬を土に練り込むという特殊な製法で作られた磁器製ドリッパー(ケイブ)。
これまでのブラックに加えホワイトが新しくラインアップに投入されました。
さて、いきなりマニアックな話で恐縮ですが、ドリッパー(ケイブ)の傾斜は約65度。
その結果、コーヒー粉を入れる部分が少しタイトな構造になります。
これは粉層の厚みを重視する設計で、浅い角度のドリッパーと比してお湯が粉に触れる時間が長くなり、
結果、豆本来の味を引き出す事ができるように考えられています。
上部まで伸びる長めのリブは、ペーパーフィルターが完全に密着するのを防ぐことで抽出速度が速くなる傾向にあり、
お湯を注ぐスピードを自ら調節することで、コクのある味からさっぱりめの味まで、テクニックで豆の美味しさを引き出しやすくします。
自分のコントロール次第という玄人向けの側面もあり、バリスタの方に気に入って使っていただくケースも多いですね。
そして専用ホルダー(ポンド)
ポンドは耐久性のあるアカシア(ブラウン)と滑らかな手触りのラバーウッド(ナチュラル)の2種類。
どちらも天然木の無垢材で、風合いがコーヒーにぴったりです。
マグやサーバーの上にちょこんと載せてしまえば直接そのままドリップOKで、
さらに4カップ程度まで抽出できるので、かなり便利にお使いいただけます。
さて実際に抽出してみると、途中で注いだ量が分からなくなって、淹れすぎた!
なんなら溢れちゃった!なんて経験はありませんか。
私はよくありました(笑)
(ケイブ&ポンド)はマグの上で横にスライドさせることで、カップ内のコーヒー量を一目で確認できます。
「カップの縁にずらし過ぎて、バランスを崩して倒れた!」なんてこともなく、
下の写真のような絶妙なバランスでカップの縁に留まる設計はちょっと不思議ですね。
あ、でもお湯を注ぐ時は中心に置いてくださいね(笑)。
ケイブとポンド、どちらもそのまま丸洗いができて、メンテナンスも簡単。
ただし、木の特性上(ポンド)は洗浄後にしっかりと乾燥させてください。
共に経年変化を楽しめるアイテムなので、使い込むほどに愛着が湧いてくること間違いなしです。
最初にお伝えした通り、9月からは(ケイブ&ポンドセット)としてお買い求めいただけます。
ハウス型スリーブにまとめられた雰囲気も、ちょっと気の利いたプレゼントにぴったりです。
シンプルで美しい佇まいだけではなく、コーヒーの味を追求し、
使いやすさにこだわった(ケイブ&ポンド)を、ぜひお試しください!
詳細はこちらから!
リバーズオンラインストア
https://rivers.stores.jp/items/59a6872ff22a5b3a0800001b