外で飲むコーヒーは最高。
でもアウトドアでコーヒーをドリップする際に一番困るのが、
コッヘルで沸かしたお湯を使ってドリッパーに細く注ぎたい時ですね。
最適なのは専用のドリップケトルだけど、登山の場合は軽量であることにこだわりたい。
とはいえ、お湯の注ぎ方の良し悪しはコーヒーの味を決める最後の重大なステップなだけに、
ここを疎かにしてしまうと、美味しい豆も台無しになる可能性が大きく、悩ましいところです。
その最適な解決方法とは。
上の写真を見れば一目瞭然ですが、沸騰したお湯をデミタから注げば、まるでドリップケトルのごとく、
ちょうど良い湯量で注ぐことができます。
コツは上蓋をスライドさせて飲み口の穴の大きさを半分ほどにして注ぐこと。
細くゆっくりと、クルクル、ちょろちょろ。
一杯のコーヒーを淹れるのに、蒸らし時間を含めて約2~3分かけてゆっくりと注いであげるのが基本。
最初はちょっと慣れが必要なので、自宅で練習してから行くと良いかも。
山だけではなくて出張先のホテルでも使える、
どこでもおいしいコーヒーを飲みたいという、ギークな裏技でした。