31歳でドリンクウェアブランド「RIVERS(リバーズ)」を立ち上げてから、10年以上の月日が経過しました。
そこで得られたモノづくりの要諦とは、商品開発がフィジカルなものであるということです。
珈琲道具を作るのであれば、おいしく珈琲を淹れることを学ばなければならず、
キャンプ道具を考えるには実際に大自然に身を置くことがスタートです。
唯ひたむきにモノの有り様を考え、そして作り続けることは時に苦しみもありますが、それが仕事であることを考えれば、
なんと幸せな人生かとも思います。
昨今のテクノロジーからすればひたすら泥臭い仕事ですが、モノづくりを愛して止まない我々は新しく生み出される作品を手に、
一喜一憂を繰り返す毎日です。今後もプロダクトを創り出していく集団としての立ち位置は変えず、時にその対象を拡げ、
時に掘り下げ皆さんに少しでも喜んでいただける存在になりたいと考えています。
これからもリバーズにご期待ください。
SHUICHI ASHIKAGA / PRESIDENT
足利修一 / 代表
1969年 高知県出身。
25歳で上京。プリクラをヨーロッパに仕掛けてみたり、中古車をブルネイ王国に輸出したりと、
ニッチ過ぎて誰も見向きもしないプロジェクトを得意とし、自己満足に浸る。
31歳の時に外資系IT系ベンチャーの日本法人代表として新会社を設立するも、翌年その本社が倒産。
同年には取引先最大手も倒産して途方に暮れる。
33歳の時に立ち上げた『リバーズ ウォールマグ』ブランドが年間100万個を超えるヒットとなり
浮かれるも、その後のヒット商品を思いつかずビギナーズラックの悪夢に悩まされる。
その後も数々の喜びや苦境(主に苦境)を経験しつつ現在に至る。今は仕事と遊びの境界線を無く
すことを目標に、日々楽しいことを探す永遠の28歳。