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マイクロコーヒードリッパーの使い方

マイクロコーヒードリッパー(以下、MCD)の使い方をご紹介します。

とても小さいステンレス製ドリッパーで抽出するMCDは、その小ささ故のコツさえ分かれば大変便利なコーヒーツールです。この製品の特長は以下の通り。

(1) 小さいのにしっかりとした抽出ができる、本格的なステンレスドリッパー。
(2) ステンレスなので、半永久的にお使いいただけます。
(3) ホルダー部分がシリコン製なので、未使用時や持ち運びの際には折りたたんで、カップの中に入れておけます。
(4) 洗浄の際は、抽出後にしっかりと水分を切っておけばティッシュなどにポンと包んで捨てられます。

使用方法(映像と合わせて参考にしてください)

※用意するものは以下の通りです。
・ドリップケトル(ドリップ専用のやかんです)
・沸騰したお湯(沸騰直後から20秒程たったぐらいが望ましいです)
・中粗挽き程度に挽いたコーヒー豆、10〜16g(できるだけ美味しい豆を!)
・140mのコーヒーカップ1つ、または大きめ300ml程度のマグ1つ
・計量用のカップと計り

(1) 予め中粗挽きした豆を、計りにて10g(または16g)ぴったりに計ります。
(2) MCDをカップの上に置き、さらに計りに載せます。
(3) 10g(16g)の豆をすべてMCDに入れ、計りのTAREを0gに表示します。
(4) お湯を30m程、細く静かに注いだ後、30秒程待ちます。

注ぎの際は、豆全体がお湯にあたるように中心部から少しだけお湯を回しながらかけます。

※おいしさのポイント
・コーヒー豆には多くの炭酸ガスが含まれており、お湯を注いで30秒待つ間にガスを抜いてあげます。
・お湯を入れた直後は、豆の一つ一つがガスに包まれたような状態にありますので、この蒸らし工程をしっかりと行うことで美味しさが引き出せますよ。

(5) 続いて2投目をゆっくりと細く注ぎます。ここからはMCDからお湯が溢れないように気をつけて、慎重に注いでください。
(6) 10gの場合は約140ml程度。16gの場合は200ml程度を注いで完成。特に16gの場合は、すぐにお湯がいっぱいになり注ぎづらいこともあります。豆の挽き具合を荒くしたりして調整してみてください。

※おいしさのポイント
・最初の淹れ始めから完成まで、大体2~3分かけて淹れるのことを目安にしてください。

ドリップケトルが無いよ!という方には、リバーズの裏技として、デミタを使った淹れ方というのもご紹介。
詳しくはこちらを!

何よりも、コーヒーのドリップ未体験という方に、ぜひ楽しんで使って欲しいMCD。
アウトドアや出張などの旅先に欠かせない、相棒になること必至です。ぜひお試しを!