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ストレーナポット「ヘロン」の使い方

 

ストレーナーポット「HERON(ヘロン)」の使い方をご紹介します。

ヘロンは水出しコーヒーを作る1Lサイズのポットです。昨今人気の水出しコーヒーは、水で抽出することで苦味やエグみが
液体に溶け出しにくく、ホットコーヒーを冷やしたアイスコーヒーと比較すると、まろやかで豆の持つ甘みが感じとれるような抽出方法です。
もちろん豆の種類によって感じとれる味覚は変わりますが、スペシャルティコーヒーを楽しむ方法としてはアイスコーヒーよりも向いていると感じています。

さて、その美味しい水出しコーヒーの抽出方法ですが、ヘロンの仕上がり容量は約800ml。これは大きめのストレーナーに目一杯の豆(約80g)入れるため、
かなりの量の液体が豆に吸われるためです。とはいえ、800mlはグラスで言えば4〜5杯分になりますので、十分な容量と想定します。

使用方法(映像と合わせて参考にしてください)

A. 用意するものは以下の通りです。

・水(800 ~ 900ml)
・中粗挽き程度に挽いたコーヒー豆80gm(できるだけおいしい豆を!)
・抽出後にストレーナを置くためのお皿(シンクに直接置く場合は不要)

B. 淹れ方

(1) ストレーナをポット本体にセットします(フタはしないでください)。
(2) 予め中粗挽きした豆80gを、ストレーナの中に入れます。
(3) 用意した800〜900mlの水を豆の上から注ぎ、豆全体がしっかりと浸かるまで注ぎ切ります。
(4) 注ぎが終わったら、少しマドラーなどで撹拌してあげて馴染ませてあげるのも有効です。
(5) 抽出時間は最低8時間から、豆によっては12時間ぐらいでも大丈夫です。
このあたりのさじ加減は豆の種類や煎り方、挽き方によって千差万別です。
最適のタイミングを楽しみながら見つけてください。
(6) 抽出が完了したら、ストレーナを外して注ぐだけです。

※おいしさのポイント
・前述の通り、水出しによる抽出は豆のおいしさをそのまま引き出してくれる淹れ方なので、できるだけ良い豆を使いたいですね。
・抽出時間中は冷蔵庫で冷やした方が良いのか、常温の方が良いのかという質問をよくいただきますが、
経験的には常温の方がしっかりと抽出されるという印象です。(抽出時間が長く取れるのであれば、最初から冷蔵庫に入れておくと簡単ですね)

いかがですか?夏のマストアイテム「水出しコーヒー」も、こんなに簡単に淹れられるんですね。
ヘロンのストレーナーは開口部が大きく、洗いやすいのも大きなメリットです。

水出しコーヒーにオレンジを加えたりして、夏のオリジナルレシピも試してみてください!